2007年〔平成19年〕12月10日 月曜日 第426号


新しい智恵とエネルギーで「とーとくサイズ」を!
―第81回全社研修集会 速報―

 激動を続ける中国・日本の鉄鋼業界に、半世紀に及ぶ「エクストロールフォーミング技術・技能」の積上げをさらに充実して生き残る道筋を造ろうという第81回全社研修集会が、8日都祁研修センターで開催されました。本社・東京事務所・都祁事業所から54名、中国秦皇島から帰国したばかりの第三次技能指導交流組の奥田・石坂さんも参加しました。プログラムは次の通りでした。
司会・オリエンテーション武田都祁工場品質管理課係長
開会挨拶 「全社研修集会の歴史と課題」仲野品質保証課課長
挨拶 「第81回全社研修集会に当たって」武藤取締役東京事務所所長
新しい仲間の紹介都祁工場生産課 畑中さん・森岡さん(中川生産課係長(代))
流通センター  小林さん(中野流通センター係長)
タナベ経営語録朗読都祁工場渡辺業務課係長
発表 「バブル経営崩壊期から47営業期の業績推移と課題」齋藤取締役業務部部長
発表 「こんなところにとーとくサイズ」瀬川役員大阪営業部長
発  表 「ここが違うぞ!QとK」秦皇島東洋特殊鋼業有限公司技術指導に参加して
  @「全体の違い」中川生産課係長戟E中谷(尊)機長(代)
  A「ロールセット・調整の違い」大西生産課班長 長山機長
  B「整理・整頓・工場雰囲気の違い」奥田生産課班長・石坂機長(代)
映画鑑賞「にんげんだもの」挙本映像企画作品 南野梅雄監督
発表 「にんげんだもの」私はこう観た!北脇役員営業企画部長
挨拶 「とーとくサイズとてんびんの詩」木村社長
挨拶 「第81回全社研修集会を終えて」木村取締役都祁事業所所長

※仲野品質保証課長の「全社研修集会の歴史と課題」、瀬川部長による「こんなところにとーとくサイズ」などを含め、研修集会特集号を準備中です。


第28回都祁高原マラソン大会

 11月18日(日)、晩秋の都祁路を駆ける「第28回都祁高原マラソン大会」が開催されました。ハーフ・10km・5km・3kmと4コースに合計1230人がエントリーして、 今年一番の寒気となった中、自慢の健脚を競いました。東洋特殊鋼業鰍ゥらは今年も資材課福嶋課長、営業部水口課長、都祁工場生産課井谷課長、三輪さん、山下さん、中尾さん、中川さん、素輪さん紀平さん、技術課黒松課長の10名が参加しました。福嶋課長、水口課長はお子さんといっしょに参加、順位は以下のとおりでした。
3km(407名)一般男子(54名)
28位 紀平 清さん 19分13秒29位 素輪 竜伯さん 19分13秒
30位 山下 和也さん 19分16秒32位 三輪 祐治さん 19分35秒
35位 中川 優さん 20分00秒42位 井谷 義貞さん 22分48秒
43位 黒松 良三さん 23分00秒50位 中尾 良太郎さん 28分32秒
3km(407名)小学2年女子
福嶋 梨奈ちゃん 23分11秒水口 明香ちゃん 23分17秒
※福嶋課長・水口課長はファミリーでエントリーしましたので、順位はカウントされませんでした。


札幌で連合講演会 曲げ加工に関心!
― 講演総数256件、ロール成形1件 ―

 第58回塑性加工連合講演会」は、10月26日から28日、札幌市教育文化会館・厚生年金会館を会場に開催されました。
ロールフォーミング分野での発表は1件のみと、春季に引き続いて低調でしたが、チューブフォーミング分野では、通常講演8件にテーマセッション「最近のチューブフォーミング技術の現状」で15件、計23件の発表講演がありました。

「角鋼管のコーナー形状に及ぼすロール成形条件の影響第4報-サイドロールのオフセット成形-」
徳島大学 長町拓夫 日新製鋼梶@仲子武文・中村大輔

チューブフォーミング分科会の発表中7件は曲げ加工についてで、電気通信大学 村田眞  コマツ 小野数彦・矢野巧造の連盟の発表もありました。


鋼管協会・第四期第四回会員大会!
― 無錫市 ―

 中国鋼構造協会第四期第四回会員大会は、11月12〜15日無錫市太湖花園レジャーランドで開催されました。無錫市談学明副市長の挨拶での後、中国鋼鉄工業協会李世駿常務副秘書長が「中国鋼鉄産業の重要な変化」について報告を行い、厳澤鋼管協会理事長の代理で庄剛副理事長が、「2007年度の鋼管協会の工作報告」を行いました。77会員企業から140名余りの代表が参加、急成長を続ける中国鋼鉄工業の当面の任務、「量より質」への転換の重要性を確認しあいま した。


中国冷弯型鋼協会第五期第三回全体会員大会
― 桂林市 ―

 中国鋼協冷弯型鋼協会第五期第三回全体会員大会は、11月20〜22日桂林市香江大酒店で開かれました。アメリカ・タイ・香港からの来賓を含む200余名が参加しました。冷弯型鋼協会丁国良理事長の「2007年度の工作報告」を受けた後、「電縫鋼管の加熱技術」「大型走行切断機の開発」「精密冷弯型鋼専用機の開発」など10件の発表があり、2日目には「生産企業と流通」「設備製造企業と研究機関」などグループ別の交流討論会が組織されました。秦皇島東洋特殊鋼業有限公司も渡辺豊顧問による「電縫鋼管生産における溶接技能」についての報告を行って参加ここでも新製品の開発や製品レベルの向上が強くアピールされています。