角鋼管&異形管|コーナーR

とーとくサイズの角鋼管は、円管を素材として外側から拘束するロール金型によって冷間ロール成形(塑性加工)で仕上げています。円管の内側にはダイス・芯金は使用していません。製品の平板部はロール金型との接触により成形されますが、コーナーR部はロールが接触せずに自由曲げ状態で成形されます。この為実際のコーナーRはコンパスで描く90度の円弧とは異なっています。そこで、コーナーRの表現として、①Rゲージで測定した曲率半径「Rg」、②辺の交わる架空の交点からRの始まるまでの距離「Rs」の2つで現しています。 (コーナーR形状図参照)コーナーRの形状は、角鋼管の寸法や素材の肉厚・外径の影響を受け、若干のバラ ツキが生じる場合もあります。とーとくサイズの角鋼管のコーナーRは、各サイズ表をご参照下さい。尚、サイズ表に記載している「Rg」「Rs」は中心値(平均値)を表示しています。JIS G 3466(一般構造用角形鋼管)では、コーナーRは、S寸法(Rs)を3t以下と規定されています。

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