角鋼管&異形管|製造工程
① 材料受入検査
ベンダーリストにより厳選された素材(円管)メーカーの材料を使用します。
受入後、材料検査指図書により、規格・鋼種・寸法・長さ・数量・外観等を確認します。
② ロールセット
ロールセット要領書により、成形サイズのロール金型をセットします。
③ 成形加工
製作・加工仕様書、作業指示票等により、成形します。
④ 中間検査
製品結束毎に、検査を行います。検査項目は、辺の長さ・厚さ・平面度・角度・
コーナーR・有効長・曲り・ねじれ・外観です。
⑤ 矯正作業
曲り・ねじれは、ほとんど成形ライン内で処理されますが、形状により、成形ライ
ン内で処理できない製品については矯正を行います。
⑥ 切断作業
長さ指定の製品は、バンドソーチップソーにより切断します。長さ指定のない製品
は、両管端に有効長を表示します。定尺は5,500mmもしくは6,000mmです。
⑦ 完成検査
検査班により、完成品の検査を行います。検査項目は、辺の長さ・厚さ・平面度・
角度・コーナーR・有効長・曲り・ねじれ・外観です。事前のご要望により、成績
表を提出する場合もあります。合格を確認し、エフ (合格票)を束毎に取り付けます。
⑧ 梱包作業
特別に指定のある場合またはステンレス製品は、1本毎にビニール梱包を行い、ベー
結束バンドにて指定本数を結束します。(異形管については別途打合せで決めます。)
⑨ 出荷
出荷指示票に基づき、入出庫管理班が製品を自社便・傭車便に積み込みます。